鼻風邪

2021年12月8日

■急性鼻炎(鼻風邪)とは

急性鼻炎(鼻かぜ)とはウイルスや細菌、ほこりや粉塵、化学物質などが鼻の粘膜に感染し、急性炎症を起こしている状態です。

■急性鼻炎(鼻風邪)の原因と症状

▼急性鼻炎(鼻風邪)の原因
原因の約90%はウイルスで、風邪症状を起こすウイルスの種類は200種類以上あると言われています。
幼少児では1年に6~8回、成人では1年に数回は風邪にかかると言われており、非常によくみられる病気です。

▼急性鼻炎(鼻風邪)の症状

  • 鼻づまり
  • 鼻水
  • くしゃみ
  • 臭いがわからない

など

■急性鼻炎(鼻風邪)の診断

急性鼻炎の多くは風邪の一種ですので、ほとんどの場合、特別な検査をすることはありません。鼻の中を鼻鏡で診察し、鼻の粘膜の色調や、鼻水の性質を確認します。
また急性鼻炎の症状(鼻づまりや鼻水、くしゃみなど)は、アレルギー性鼻炎の症状とほぼ同じで、簡単には判別ができない場合は、アレルギー検査を行うこともあります。アレルギー検査は一般的には注射による血液検査で判断しますが、当院では注射を使わず、指先から少量の血液で判定可能なアレルギー検査も可能です。

■急性鼻炎(鼻風邪)の治療方法

(1)ウイルス感染だけと考えられる時は、鼻の炎症を抑える薬を処方します。
(2)細菌感染を起こしている時(青緑の鼻水が続いているとき)は、レントゲンで副鼻腔炎の有無と程度を確認し、抗生剤などを処方します。
(3)ネブライザー治療

急性鼻炎のほとんどの原因はウイルスであるため、対象療法が治療の中心です。
受診された際には鼻水を吸引し、ネブライザー治療を行い、鼻づまり、鼻水を改善する薬を処方します。

■風邪にかからないためには

風邪に感染する主な経路は、コロナウイルス感染と同じで、咳やくしゃみに含まれるウイルスを直接吸い込むことによる飛沫感染と、ウイルスに触れた手などを介して伝播される接触感染があります。
風邪にかからないためには、これらの感染経路を遮断することが重要で、特にこまめに手洗いすることが一番大切です。マスクは、鼻からあごの下までしっかりフィットするように着用してください。
また、体の免疫力を保つために、できるだけ過労・睡眠不足・ストレスを避けて、栄養バランスのとれた食事を心がけてください。

特に小さなお子さんは、託児所や保育園で風邪ウイルスをもらい、急性鼻炎を繰り返すことがあります。
急性鼻炎を繰り返しているうちに慢性鼻炎になってしまい鼻水が止まらなくなると、急性中耳炎、急性副鼻腔炎にもなりやすくなってしまいます。
鼻水が多い時や止まりにくい時は、耳鼻咽喉科で早めに治療しましょう。

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