咽頭・喉頭アレルギー | 【公式】山本耳鼻咽喉科みみ・はな・のどクリニック

咽頭・喉頭アレルギーは、様々なアレルゲンに体が過敏に反応して、咽喉頭部に炎症や腫れを引き起こす状態を指します。この炎症により、のどのかゆみ、痛み、異物感、咳、声のかすれといった症状が現れます。

春になると発症する方が多く、一般にはスギやヒノキの花粉が主な原因です。ただし、北海道ではシラカンバやハンノキの花粉が主に飛散し発症する場合が多いです。

寝具やぬいぐるみ、カーペットなどに住むダニの排泄物や死骸がアレルゲンとなります。

猫や犬などのペットの毛やフケが原因となることもあります。

湿度が高い場所や古い建物で繁殖するカビがアレルゲンの原因となることもあります。

下記のような症状が現れます。

・かゆみや痛みを伴うのどの不快感
・咳や痰が出そうな感じ
・声のかすれや出しにくさ
・異物感や飲み込みにくさ

アレルゲンを特定し、避けることが最も効果的な治療とされています。日常生活での注意点やアレルギーの予防策を導入することが重要です。薬物療法としては、抗ヒスタミン薬やステロイドの点鼻薬、吸入薬が一般的に用いられます。また、アレルギー検査を実施して原因を突き止めることが考慮されます。