みみ・はな・のどクリニック山本耳鼻咽喉科

2022年4月13日

■喉頭がんとは?

喉頭とは、のどぼとけの位置にある器官であり、気管と食道が分かれる場所にあります。喉頭は、鼻や口から体内に取り込まれた空気を気管へ、食べ物を食道へと振り分ける役割をしています。
喉頭にできたがんを喉頭がんといいます。

喉頭には、左右一対となる声帯があり、声帯に囲まれた部分を声門といいます。
喉頭がんはできる場所によって名前が変わり、声門にできたら、「声門がん」、声門より上側なら「声門上部がん」下側なら「声門下部がん」というように分類されます。
症状もこの分類によって異なります。

  • 声門がん
    声門がんは声帯に腫瘍ができるため、声がかれるという初期症状が起こります。がんが進行すると声帯が狭くなることで声の異変がひどくなり、息苦しさを感じるようになります。
  • 声門上部がん
    声門上部がんは、のどに異物があるような違和感や、飲食物を飲み込んだ際の痛みなどの症状が現れます。がんが進行すると、声の異変や息苦しさなどの症状が起こります。初期症状が風邪の症状に似ていることで、がんの発見が遅れる場合があります。
  • 声門下部がん
    声門下部がんは、がんが進行するまで初期症状が出ないケースが多く、発症に気づきにくい疾患です。がんが進行すると、声門がん、声門上部がんと同様に声の異変や息苦しさなどの症状が現れます。

■喉頭がんの原因

喉頭がんの発生する主な原因は、喫煙と飲酒とされています。慢性的な喫煙と飲酒は喉頭へ継続的に刺激を与えることになるため、がんの発症リスクを高めることになります。
実際に喉頭がんは、肺がんと並んで喫煙率との関連性が高い傾向がみられます。

■喉頭がんの検査診断

喉頭鏡や、内視鏡(喉頭ファイバースコープ)を用いて喉頭を確認することで、がんがないかを調べます。
また、触診により首の周りを触ることで、リンパ節への転移がないかも確認します。
喉頭がんが疑われる場合は、正確な診断を行うために、病変の一部を採取して検査をする必要があります。CT、MRIなどを行うこともあります。

■喉頭がんの治療

抗がん剤による治療や放射線治療、手術による治療があります。
小さいがんや周囲への影響がないがんの場合は放射線治療が有効です。
放射線治療では対処しきれない場合は、手術で喉頭を摘出することもあります。

声がれが続いたり、飲み込む時に違和感がある、呼吸が苦しいという症状がありましたら、早めに耳鼻咽喉科受診をおすすめします。

 

本年度も以下のように暦通りの診察となります。
4/28(木)休診(木曜休診)
4/29(祝)休診
4/30(土)午前診療
5/1(日)休診
5/2(月)通常診療
5/3(火)~5/5(木)休診

5/6(金)以降は通常通りの診療です。

2022年2月16日

■耳管開放症とは

耳管開放症とは、耳と鼻をつなぐ管(耳管)が開きっぱなしになるために起こる病気です。本来音は耳から伝わって鼓膜を振動させますが、耳管が開きっぱなしだと耳管経由で音(特に自分の声)が伝わって、内側から鼓膜を振動させます。そのため、耳がふさがった感じがしたり(耳閉感)、自分の声・自分の呼吸音が耳に響いたり(自声強聴・自己呼吸音聴取)する病気です。耳管が開放していると不快な状態が続くため、鼻すすりをして強制的に耳管を閉塞させるという癖が続いている人もいます。

急な体重減少、妊娠、体調不良により発症する場合もあります。体重減少などにより耳管周辺の脂肪が減り、耳管がより開放傾向となるためと考えられます。運動し、汗をかいたりすると病状が悪化することがあります。

 

■耳管開放症の症状

耳管開放症は主に以下のようなものが現れます。

  • 耳が詰まった感じがする
  • 音がこもって聞こえる
  • 耳鳴りがする
  • 自分の声や呼吸音が響いて聞こえる(自声強調)
  • 自分の声の大きさを把握しづらい

耳管開放症は、立位(立っている状態)だと症状があらわれ、寝ているときは異常を感じません。

■耳管開放症の診断・検査

診断には症状が確認されることと、耳の中の詳細な観察、聴力検査、鼓膜の検査などが必要です。自分の声が大きく響く、耳がつまった感じがするなどの症状を感じるときには、早めに耳鼻咽喉科を受診してください。

■耳管開放症の治療

漢方薬による治療を行います。60-80%くらいの方に効果があります。また、充分な水分補給で症状が軽減することがありますので、日常的に水分は大目に摂取するよう心がけてください。症状がつらいときは仰向けになるか、頭を下げて体を地面と平行にすると症状が軽減します。

■治療上の注意点

耳管開放症は体重の減少が原因となることが多いので急激なダイエットは避けましょう。体重は減らさずなるべく今の体重を保つよう努力してください。また、鼻すすりによる耳管を強制的に閉塞させるという癖がついている方は、そのせいで中耳炎を繰り返すことも多いです。鼻すすりはしないように注意してください。

2022年1月28日

■舌痛症とは

舌の表面は外見上異常がないのに、舌がヒリヒリとした慢性的な痛みやしびれた感じが続くのが舌痛症です。発生する部位は舌の先や縁に多く、舌の奥や中央が痛むこともあります。
人によっては入れ歯や歯列矯正具などの物理的な刺激によって痛みが出たり、歯の治療に用いる金属のアレルギーが原因になっていることもあります。味覚障害を伴っている場合には、血液中の亜鉛が欠乏していることが原因となっていることもあります。

■舌の痛みの種類

  • 臨床検査などで異常が無い原因不明の舌痛症。
  • アフタ性口内炎(原因は不明とされています)に伴うもの
  • ビタミン欠乏や貧血が原因とされるもの。
  • 入れ歯などの歯科的装具が口に合わず、物理的な刺激によって痛みが出る場合。
  • 味覚異常にみられる亜鉛欠乏が関係している場合。
  • 口腔内乾燥症。
  • 免疫力の低下などで起こるカンジダなどの口腔内の真菌症(カビ)。
  • 抗がん剤などの副作用
  • 多剤内服による副作用
  • 舌癌、角化症などの腫瘍性病変

■舌の痛みの治療

上記のように原因がはっきりしている場合は、原因に対する治療が行われます。すなわち、ビタミン補充療法や亜鉛療法、歯科的な治療が行われます。またカンジダなどに関しては、抗真菌剤がよく使用されます。
問題は、原因がはっきりしないいわゆる舌痛症の治療です。
この治療には、あまり心配せず、悪い病気でないことを認識してもらうことも大切です。舌がんを心配される方も多いですが、舌癌は食事の際も痛みが消えません。食事の際に症状を忘れているような場合は、舌癌の可能性は極めて低いです。治療には時間がかかりますが、根気よく治していく努力が必要です。発症から受診までの期間が短い人ほど予後が良いといわれています。

舌痛症の症状があれば、不安がらずに耳鼻咽喉科を受診されることをお勧めします。

 

2022年1月28日

■ 急性喉頭蓋炎とは

急性咽頭蓋炎(きゅうせいこうとうがいえん)とは、細菌の感染による炎症が喉の奥の喉頭蓋という箇所に起きる病気です。
喉頭蓋に炎症が起きることで、発熱や強い喉の痛み、呼吸の苦しさ(喘鳴)といった症状が表れます。
特に喉の痛みの症状は強く、痛みによって食べ物やつばを飲み込むのが困難になるほどです。
喉頭蓋が腫れると、空気の通る気道が狭くなり、呼吸が苦しくなります。
症状の進行が早く、重症化すると、完全に気道が塞がって呼吸が苦しくなったり、唾液が飲み込めないほどの強い痛みがでる場合もあります。
特に小さいお子さんの場合は呼吸ができなくなり、命に危険を及ぼすこともありますので、早期に診断・治療する必要があります。

■急性喉頭蓋炎の症状

初期の症状としては、のどの奥がヒリヒリと痛み、唾液を飲み込むことが難しくなります。増悪すると、痰、喘息のような咳、声がれ、呼吸困難などの症状が現れます。
・発熱(38℃以上の高熱)
・強いのどの痛み
・首のリンパ節の腫れ
・飲み込みにくい
・よだれが出る(唾が飲み込めないことによるよだれ)
・声がれ、声が出なくなる
・含み声(口の中に音がこもって聞こえる)
・息がしづらい、呼吸困難

■急性喉頭蓋炎の原因

ウイルスや細菌による感染が、喉頭蓋まで拡がっていることが主な原因です。
急性咽頭炎や急性扁桃炎、気管支喘息、アレルギー性気管支炎のアレルギー反応の悪化なども原因になり得ます。

■急性喉頭蓋炎の検査

ファイバースコープを用いて喉頭蓋の状態を観察します。発赤や腫脹の程度、空気の通り道である気道が狭くなっていないかを診断し、適切な治療を行います。また、炎症の程度を測定するために血液検査を実施することもあります。

■急性喉頭蓋炎の治療

軽症であれば、抗生物質やステロイドなど炎症を抑える薬で治療します。
重症化が進んでおり、呼吸困難により命を落とす緊急性がある時には、大きな病院に救急搬送し、気管切開という手術が必要になります。

 

2022年1月28日

■ヘルパンギーナとは?

ヘルパンギーナとは、急性のウイルス性咽頭炎であり、5歳以下の小児を中心に夏から秋にかけて流行する「夏風邪」の代表的なものです。

症状としては、ウイルスに感染した後、2~3日の潜伏期間を経てから、発熱とのどの痛みがでます。このとき口の中から喉の奥にかけて赤い腫れ、水泡、水ぶくれが発生します。

強い喉の痛みによって食べ物や飲み物を飲み込むことができなくなり、脱水症状を引き起こすこともあるので注意が必要になります。

熱は2~4日程度で下がり、のどの所見も一週間程度でなくなることが一般的です。

また、おもに子どもが感染する病気ですが、免疫力が低下している大人に感染することもあります。

■ヘルパンギーナの原因

ヘルパンギーナの原因は、エンテロウイルスというウイルスです。

エンテロウイルスは、感染者の咳やくしゃみによる飛沫感染と、唾液や鼻水がついたおもちゃ・ドアノブ・スイッチなどを一緒に使う接触感染で感染します。
また、このウイルスは便と一緒に排出されるため、トイレやおむつを替えたあとの手洗いが不十分であった際に目、鼻、口を触ったり、共用物に付着して感染に繋がる(噴口感染)といったケースもあります。

■ヘルパンギーナの検査診断

ヘルパンギーナは、症状や口の中の状態を確認し、患者さんの年齢から診断するのが一般的です。「夏から秋のはじめに」「5歳以下の小児が」「突然の発熱と喉の奥に水ぶくれが生じた」という場合には、ヘルパンギーナの可能性が極めて高いです。

■ヘルパンギーナの治療

ヘルパンギーナの原因となるエンテロウイルスには、抗ウイルス薬が存在せず、抗生物質も効果はありません。
そのため、鎮痛剤を使用して咽頭痛をやわらげたり、解熱剤を用いて熱を下げるといった対症療法が主な治療方法となります。

喉の痛みが強く、食べ物が飲み込めない際には、スポーツ飲料や冷たいスープなどの飲みやすいものを少しずつ口にするのが良いでしょう。

■日常生活の留意点

ヘルパンギーナに対するワクチンが存在しないため、予防が第一です。

日常生活においては、こまめな手洗い、うがいで原因となるウイルスを体内にいれないようにすることが大事です。

お子さんが感染した際には、親や周囲のお子さんにうつらないように、タオルや食器、おもちゃなどの共有を避けて、手に触れるところは消毒するといった対策が必要になります。

症状が改善した後も、2~4週間程度はウイルスが便に残っている可能性があるため、おむつ替えをした後はきちんと手洗いをするなど注意することが重要になります。

 

2022年1月28日

■声帯ポリープとは

声帯ポリープとは、声帯に膨らみ(ポリープ)ができる病気です。
声帯は、左右2本のヒダ状からなる、発声するための器官です。
この2本のヒダで空気を振動させて発声しています。
声帯にポリープができると、ヒダの動きや空気の振動が妨げられ、発声がしにくくなります。
声帯ポリープは左右のヒダどちらか一方にできますが、長期間治療をせずに放置していると反対側にできる場合があります。
声帯ポリープができると喉に違和感が生じ、病気が進行すると声がかすれ、唾液を飲み込む際に違和感を感じる場合もあります。
ごくまれにですが、大きなポリープが原因で呼吸困難が生じることもあります。

■声帯ポリープの症状

初期の段階では、喉の違和感が現れます。喉の奥になにか詰まったようなイガイガした感じで、うがいをしてもこの違和感は解消しません。進行すると声がかすれる嗄声(させい)が現れます。ほかに、空気が漏れるような声や、話している途中で声が続かなくなる、などの症状もでてきます。とてもまれですが、非常に大きいポリープの場合、呼吸困難を起こす可能性もあります。

■声帯ポリープの原因

声帯ポリープの主な原因は、喉の酷使による声帯の炎症です。
上記が原因で声帯が炎症を起こしている状態で、無理な発声をして声帯を酷使し続けると声帯の粘膜の血管が破れ、内出血を引き起こし、血腫ができます。
血腫が出来ている状態でさらに大きな声を発声し続けることで、悪化しポリープになります。
喉の酷使の他にも、風邪や喫煙、飲酒による喉の炎症もポリープの原因となる可能性があります。

■声帯ポリープの検査診断について

問診で発声を聞き、声のかすれ具合や違和感など、声帯ポリープに特徴的な症状があるかを確認します。
さらに、ファイバースコープを用いて、患者さんと一緒にモニターに映った声帯の様子を観測することで診断を行います。

■声帯ポリープの治療

声帯ポリープの治療には、声帯の炎症を抑えて治るのを待つ保存療法と、手術によってポリープを切除する手術療法があります。
ポリープへと悪化する前の初期症状の段階で、声帯を酷使する行動(大きな声を出す、飲酒、喫煙等)を控え、安静にすることで自然治癒することが多いです。
炎症が強い場合は、炎症を抑える薬を用いた保存療法を行うことで、症状の改善に向かいます。
保存療法でも快方に向かわない場合は、手術でポリープを取り除きます。
声帯ポリープによって生じる初期症状の喉の違和感はうがいをしてもなくなりません。
そのため、喉の違和感がなくならないといった自覚症状を感じたら、放置せず早めに耳鼻咽喉科を受診することが重要になります。

■日常生活の注意点

日常生活において、無理に声を出さず安静にすることが重要です。ひそひそ声でも声帯に負担はかかりますので、できる限り発声を控えることが重要です。
また普段から大きな声を出す機会の多い人は、発声の仕方や声帯への負担を考慮する必要があります。当院では声帯に負担のかからない発声方法をお伝えしています。

 

2021年12月13日

■舌がんとは

口の中全体のことを口腔と呼び、口の中にできるがんのことを総称して「口腔がん」と呼びます。

口腔がんの中でも、がんができる部位によって分類され、舌にできるがんのことを「舌がん」と呼びます。
舌がんは口腔がんの中で最も発生頻度が高いがんです。

症状としては、しこりがある、色の変化(白・赤など)がみられる、ただれや口内炎の症状が2週間以上続くといったものが代表的です。がんが進行すると、しびれや麻痺、味覚障害、痛み、出血といった症状が起こります。

比較的男性が多く、年齢層としては50~70歳代が発症しやすいですが、若い年代でも発症することもあります。

■舌がんと口内炎の違い

舌がんが発生していても気づきづらく、口内炎と見分けがつかないことが多くあります。

違いとしては、口内炎は何もしなくても痛みが出ることがありますが、舌がんはよほど大きくならないと痛みは生じません。
また、舌がんと口内炎の違いとしては、しこりを感じる、2週間以上症状が続き、小さくなる傾向がないといった特徴があります。

■舌がんの原因

喫煙や過度な飲酒は舌がんを含む口腔がんの大きな要因であるとされています。

■舌がんの検査診断

がんの疑いのある部位を視診と触診により、大きさや形といった状態をみて診断を行います。
ただ、舌がんに似た疾患(白斑症や口内炎等)も多いため、正確な診断には病変の一部分を切り取り、顕微鏡による組織検査が必要です。

■舌がんの治療

舌がんの主な治療法は手術です。

がんは周囲の細胞に取り込んでいる恐れがあるため、周囲の部分も含めて切除する必要があります。
がんが小さければ、切除する範囲も少なく、舌の機能への影響なく治療できますが、がんが進行していると、舌の半分以上を切り取らなければならず、日常生活に支障が出るケースもあります。こうしたケースの場合はがんを切除すると同時に、太ももや腹部の組織を移植し、舌を再建する手術も行います。

手術でがんを切除しきれなかった場合や、首のリンパ節など他の部位への転移がみられる場合には、放射線治療や抗がん剤治療を行います。

以上のようにがんが進行すると治療に大きな負担がかかります。
口内の異変や口内炎が2週間以上治らないといった症状がありましたら、受診をおすすめいたします。

2021年12月8日

■急性鼻炎(鼻風邪)とは

急性鼻炎(鼻かぜ)とはウイルスや細菌、ほこりや粉塵、化学物質などが鼻の粘膜に感染し、急性炎症を起こしている状態です。

■急性鼻炎(鼻風邪)の原因と症状

▼急性鼻炎(鼻風邪)の原因
原因の約90%はウイルスで、風邪症状を起こすウイルスの種類は200種類以上あると言われています。
幼少児では1年に6~8回、成人では1年に数回は風邪にかかると言われており、非常によくみられる病気です。

▼急性鼻炎(鼻風邪)の症状

  • 鼻づまり
  • 鼻水
  • くしゃみ
  • 臭いがわからない

など

■急性鼻炎(鼻風邪)の診断

急性鼻炎の多くは風邪の一種ですので、ほとんどの場合、特別な検査をすることはありません。鼻の中を鼻鏡で診察し、鼻の粘膜の色調や、鼻水の性質を確認します。
また急性鼻炎の症状(鼻づまりや鼻水、くしゃみなど)は、アレルギー性鼻炎の症状とほぼ同じで、簡単には判別ができない場合は、アレルギー検査を行うこともあります。アレルギー検査は一般的には注射による血液検査で判断しますが、当院では注射を使わず、指先から少量の血液で判定可能なアレルギー検査も可能です。

■急性鼻炎(鼻風邪)の治療方法

(1)ウイルス感染だけと考えられる時は、鼻の炎症を抑える薬を処方します。
(2)細菌感染を起こしている時(青緑の鼻水が続いているとき)は、レントゲンで副鼻腔炎の有無と程度を確認し、抗生剤などを処方します。
(3)ネブライザー治療

急性鼻炎のほとんどの原因はウイルスであるため、対象療法が治療の中心です。
受診された際には鼻水を吸引し、ネブライザー治療を行い、鼻づまり、鼻水を改善する薬を処方します。

■風邪にかからないためには

風邪に感染する主な経路は、コロナウイルス感染と同じで、咳やくしゃみに含まれるウイルスを直接吸い込むことによる飛沫感染と、ウイルスに触れた手などを介して伝播される接触感染があります。
風邪にかからないためには、これらの感染経路を遮断することが重要で、特にこまめに手洗いすることが一番大切です。マスクは、鼻からあごの下までしっかりフィットするように着用してください。
また、体の免疫力を保つために、できるだけ過労・睡眠不足・ストレスを避けて、栄養バランスのとれた食事を心がけてください。

特に小さなお子さんは、託児所や保育園で風邪ウイルスをもらい、急性鼻炎を繰り返すことがあります。
急性鼻炎を繰り返しているうちに慢性鼻炎になってしまい鼻水が止まらなくなると、急性中耳炎、急性副鼻腔炎にもなりやすくなってしまいます。
鼻水が多い時や止まりにくい時は、耳鼻咽喉科で早めに治療しましょう。

Scroll to Top