咽喉頭異常感症

■咽喉頭異常感症とは

「喉がイガイガする」「喉になにかつかえている感覚がある」「ものがうまく飲み込めない」といった喉の違和感や異常を感じるにも関わらず、原因がない病態を咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)と言います。

■咽喉頭異常感症の原因

咽喉頭異常感症の原因のひとつに、ストレスがあるとされています。

ストレスを受けることで自律神経のバランスが崩れ、喉の筋肉に異常を及ぼし、違和感につながると言われてます。

そのため、不安や疲労、緊張を強く感じた際に強い症状が出ることが多くあります。

また、喉の症状(慢性咽頭炎、慢性副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎など)や心の病気(不安神経症、うつ病等)、寝ている間に胃酸が逆流する病気(逆流性食道炎、咽喉頭酸逆流症)などの疾患が発症の一因になるとも考えられています。

■咽喉頭異常感症の治療

炎症を抑える薬を試してみたり、胃酸の逆流を抑える薬を試してみることもあります。心因的な要因が強いと考えられる場合は不安を取り除く心理療法や漢方を含む薬物治療をしていくなど、発症の原因と考えられる問題に合わせて治療を行います。

■日常生活の注意点

自律神経の乱れやストレスが原因と考えられるケースがあります。

そのため、十分な睡眠と休息、運動、栄養のある食事を心がけ、疲れやストレスをため込まないようにすることも大切です。

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