「病院」というと、怖いイメージがつきものです。
特に耳鼻咽喉科は、耳や鼻など、繊細な身体の部位を診察させていただくため、
初めて耳鼻科を受診されるお子さんにとっては、耳鼻科受診を嫌がるのは当然のことだと思います。
その中でも、当院では小さなお子さんでも安心して受診いただけるよう、
下記のような工夫をしております。
お子さんの押さえ方
耳鼻科が怖くて椅子で暴れるのも、よくあることです。
身体が動いてしまっては、耳や鼻の奥をしっかり見ることができませんし、なによりも身体を傷つけてしまう恐れがあるため、危険です。
当院スタッフもお手伝いし、安全に診察ができるようにしております。
その時の押さえ方について、お子さんの手足が出ないよう、押さえる位置やスタッフの動き方もしっかり工夫をしています。
お父さん、お母さん、お連れの方におかれましても、安全な診察のために、しっかりとした抱っこのご協力をお願いします。
気がまぎれるようなお話
鼻吸いや耳掃除をするときは、可能な範囲でお子さんにもお話をしております。
お医者さんというと、怖くて、厳しくて…。
そんなイメージだと、病院は怖い所になってしまうかと思います。
なるべく”お医者さん”っぽくなく、お子さんに話しかけるように意識しています。
「幼稚園の出来事」だったり、「好きな食べ物」だったり、お話させていただきますので、質問されたら教えてね。
定期的な通院による慣れ
初めは耳鼻科というと怖いというイメージを持たれいることが多いですが、何度も通院してもらうと、だんだんと慣れてくることが多いです。
当院もあきらめず少しずつ診察する範囲を広げていきますので、最初はお子さんが泣き叫んでいても、お母さんも頑張って連れてきてもらえると幸いです。
一人で診察ができて、自信を持ってくると、むしろ、積極的に診察に協力してくれるようになることが多いです。
そのような意味でも、暴れるからといって遠慮せず、耳鼻科に来てもらって大丈夫ですよ。