気管支喘息とは?
気管支喘息とは、空気の通り道(気道)が狭くなり、呼吸が苦しくなる発作が繰り返される病気です。
呼吸の仕方が「ヒューヒュー」「ゼーゼー」といった音を伴うものになり、息苦しい状態になります。
夜間や早朝の時間帯に出やすいのも症状の特徴の一つです。
気管支喘息の原因
気管支喘息は、気管支に起こる慢性的な炎症が原因となります。
気管支に炎症が続くことにより、少々の刺激でも気管支の壁が腫れたり、痰が出たり、周りの筋肉が収縮することで気管支が狭くなり、発作が起きて喘息症状が出現します。
気管支喘息を悪化させる要因としては、風邪等の感染症、ほこりやペットの毛やたばこの煙の吸引、ストレスといったものが挙げられます。
気管支喘息の治療
気管支喘息の原因となる炎症を抑えるための吸入ステロイド薬を用いた薬物療法が一般的です。
吸入ステロイドは気管支に直接的に作用し、炎症を鎮めます。
気管支喘息の悪化要因が特定できる場合は、悪化要因を取り除くための工夫を日常生活で実施することが有効な対策となります。